どのようなデザインを採用するかによっても、ロゴマークの雰囲気は大きく変わります。地球などもロゴマークに使用されることが多いデザインですが、工夫次第でさまざまなロゴマークを作成できるのが魅力です。ここでは、地球を使ったロゴマークのデザインについて詳しく紹介するので、ロゴマークを作成する予定のある方は、ぜひ参考にしてください。
地球をデザインに採用すれば、幅広い種類のロゴマークを作ることができます。宇宙から見たリアルな地球の姿をロゴマークのデザインにすることも可能で、青い海や緑の森などが印象的な美しいロゴマークが作れるのも魅力です。
地球のどの部分を中心するかによってもロゴマークの印象が違ってきますが、日本の企業の場合には、日本を中心の位置に置いた地球のグラフィックを使えば、日本の企業のロゴマークであることがわかりやすくなります。ロゴマークなので、必ずしもリアルな地球の色にこだわる必要はなく、赤一色に塗られた地球のロゴマークを作ることも可能です。
通常とは異なる色に地球を塗れば非常にインパクトのあるロゴマークになり、見た人にも覚えてもらいやすくなるのがメリットです。
地球をモチーフにしてロゴマークを作る場合には、地球をデフォルメしてからデザインに取り入れることも可能です。デフォルメすることで、リアルな地球よりも親しみやすいロゴマークを作ることができます。あまりデフォルメをしてしまうと、何を表しているのかわかりにくくなることもありますが、デフォルメをしても地球であることを見る人にわかってもらうためには、いくつかのポイントを押さえることが必要です。
地球のロゴマークであることがわかりやすくなるのが、図形の表面に緯線と経線を書き入れる方法です。球状の物質に緯線と経線を加えるだけでも地球らしく見えるので、地球をモデルにした多くのロゴマークにも使われています。
緯線と経線を描いた地球のロゴマークを作る場合には、さらに一工夫をすることで、より面白みのあるロゴマークを作成できます。緯線と経線で囲まれた部分に色を塗っていくのもおすすめの方法で、同じ色で塗っていく方法も非常にポピュラーです。
海の青で塗っていけば、地球であることがわかりやすくなります。地球が球体であることを強調するために、グラデーションをつけて色を塗ることもでき、中心部から遠く離れるごとに色を薄めていくような塗り方ができます。
ロゴマークに地球のデザインを使う場合には、地球の図形と一緒に文字をデザインに使用することもできます。ロゴマークのどの位置に文字を入れるかによっても雰囲気が変わってきますが、一般的に採用されることが多いのが、地球の下に文字を入れるタイプのデザインです。
この方法には文字が目立ちやすくなるメリットがあり、地球の存在感もしっかりと強調できます。文字を使用して地球のロゴマークを作る場合には、文字と地球の大きさのバランスも重要なポイントです。文字を大きくすれば読みやすくなりますが、あまり文字が大きすぎると、地球のグラフィックが小さくなって存在感がなくなってしまうので、注意が必要です。
文字の部分には社名や商品名を入れるのが一般的ですが、使用する文字の字体によってもロゴマークの雰囲気は違っています。アルファベットを使用して社名や商品名を記入すれば、オシャレな雰囲気のロゴマークが作れます。
会社の名前と一緒にメッセージなどを入れる方法もあり、地球をモチーフにしたロゴマークのデザインにふさわしいメッセージをつければ、全体の統一感も生まれます。
地球をモデルにしたロゴマークを作成する場合には、地球以外のものをデザインに取り入れることもできます。どのようなものでもデザインにすることができますが、土台を使ったロゴマークなども作成可能です。地球の下の部分に大きな土台を置くことで、土台が地球を支えているようなロゴマークを作ることができ、メッセージ性のあるロゴマークになります。
矢印をデザインに加えて地球のロゴマークを作る方法もあり、地球の外周に沿って矢印をデザインすれば、地球を高速で移動しているようなイメージのロゴマークになります。航空会社や輸送会社のロゴマークとしても最適なデザインです。
インパクトのある地球をモデルにしたロゴマークとして紹介できるのが、地球を擬人化したロゴマークです。地球の姿を人間に見立てて表現することにより、ロゴマークを見た人にさまざまな印象を与えることができます。地球を擬人化するための一番わかりやすい方法が、地球の表面に顔をつけてデザインする方法です。
目をつけるのが一番人間らしく見える方法ですが、明るい雰囲気のロゴマークを作りたい場合には、青い地球に笑っている人間の目を付け加える方法などもおすすめです。鼻や口などもつければさらに人間らしくなりますが、あまり過剰に人間に近づけてしまうと、地球であることが分かりにくくなってしまう場合もあるので、バランスも大切になります。
口も大きく開いた状態にすれば、さらに明るいロゴマークになりますが、笑った状態以外のロゴマークを作ることもできます。地球環境の悪化を防止するためにロゴマークを作りたい場合には、苦しそうな表情の地球をロゴマークのデザインに採用するのも効果的な方法です。
人間のように地球も苦しんでいるということを、見ている人にアピールすることができます。顔以外のパーツをつけて地球を擬人化する方法もあり、特にわかりやすいのが、地球の下に人間の胴体を付ける方法です。地球の横側に直接腕や足をつけるデザインもあり、コミカルで明るいロゴマークになります。
体の部分にポーズをつけてロゴマークをデザインする方法もあり、走っている人間の胴体を地球の下側につければ、活動的なイメージのロゴマークになります。
地球をデザインに使ったさまざまなタイプのロゴマークを紹介してきましたが、デザインに使用しやすいのが大きなメリットです。地球をデザインに入れることにより、国際的なイメージのロゴマークを作ることも可能で、世界中の人に愛されるようなロゴマークも作れます。
海外で活動をしている企業にもおすすめです。この記事を読んでロゴマークの作成に興味を持たれた方は、専門のお店に一度相談してみてはいかがでしょうか。